アレルギーの症状はこうしておこる
皮膚テストを行う際、アレルギーの薬を飲んでいると、アレルゲンとの反応が弱くなるなど正確に判断できないことがあります。アレルギーの薬を飲んでいる人は、検査の前に医師に服用中の薬を伝え、医師の指示に従ってください。
①アレルゲンを含むものを食べたり、あるいは鼻や眼の粘膜、皮膚を介してアレルゲンが体内に入る
②人によって、免疫を担う細胞がアレルゲンに反応する「IgE」という抗体を作る
③作られたIgEは、粘膜などに多くある肥満細胞などの表面にくっつく
④再びアレルゲンが体内に入ると、アレルゲンは肥満細胞などの表面にあるIgEと結合
⑤肥満細胞などからアレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの化学物質が放出される
⑥くしゃみや鼻水、かゆみ、咳などの症状が現れる