アレルギー性鼻炎には、主に2つの治療法があります。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状をやわらげたりおさえたりする薬物療法(対症療法)と、アレルギーそのものを治療することで原因物質(アレルゲン)に対しての体質改善が期待できるアレルゲン免疫療法(根本治療)です。また、アレルゲンを日ごろから除去したり、回避することも症状の改善に有効です。鼻から入るアレルゲンの量を少なくすることは、治療の第一歩となります。
それぞれの治療法のポイントをよく理解し、自分にはどんな治療法がよいか、医師と相談しましょう。
薬物療法は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を、薬を使ってやわらげたりおさえたりします。
アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、長期にわたって症状をおさえたり、症状をやわらげたりできます。
鼻にアレルゲンが入らなければアレルギー反応はおきず、当然、アレルギー性鼻炎の症状もあらわれません。
室内・寝具の掃除、ペットの室内飼育の回避、花粉対策などを行うと、とても効果的です。